ヤギネの食レポブログ

熟女の食レポブログ。お取り寄せスイーツ、グルメを中心に、ちょっと変わった食べ物・飲み物を紹介しています。

石川県から海鮮BOXを取り寄せて魚を捌いてみたよ。

石川県からお取り寄せした海鮮BOX

こんにちは!
食レポ熟女ヤギネでございます。

私は生き物系youtuberさんの動画を観るのが大好きです。

特にちょっと変わった生き物を捕まえて食べる野食系の動画とかが好きなんですけども、家族団らんの夕飯時にそれをテレビ画面で流そうとするとものすごくイヤがられます。

なので妥協して、釣った魚や魚市場で買った魚を捌いて食べる系の動画を観ていたのですが、すっかり魅了されてしまって。

「 自分で新鮮な魚を捌けるようになりたい! 」と、とりあえず出刃包丁(youtuberさんオススメのメーカーのやつ)を購入。

とりあえず形から入らないとね!

でも、残念ながら私が住んでいるのは海なし県。

新鮮なお魚がなかなか手に入りません。

近所のスーパーにも一応丸ごとの魚が少しは売っているのですが、「 アニサキスがいるので生食は自己責任でお願いします 」みたいな不安を煽る張り紙が添えられているため臆病者の私は手に取ることができず。

ならばネットで海鮮BOX(その日捕れた魚が数種類ランダムで送られてくる。何が入っているかわからない)を買おうということになったのですが、ちょうど仕事が忙しい時期だったこともあり、包丁が使えないまま2ヶ月が経過。

ようやく落ち着いて時間がとれたので、ついに注文してみました。

待ちに待った海鮮BOX。

石川県の竹本商店さんの2700円(税込・送料別)の「 旬の地物鮮魚詰合せ 」っていうセットです。

私、北陸の海産物が大好き。

BOXのサイズは4種類ありましたが、とりあえず、まずは捌く練習ということで一番小さいサイズにしました。

で、こちらが箱の中身。

予想以上のボリュームでテンション爆上がり!!

橋立・能登・金沢港のいずれかから直送されるっていう商品だったのですが、今回は橋立漁港でした。

橋立漁港といえば今は時期じゃないですが、カニが有名ですね。

昨シーズン、橋立漁港産のすごく美味しいカニを旅先で食べて感動したばかりなので、そこの魚だと思うとなんか嬉しい。

ちなみに画像の真ん中で写ってる魚でこの大きさ。

なんか武器みたいだ。

私の住んでいるところじゃ、こんなサイズの魚はなかなか手に入りません。

なのですごく嬉しい!

箱の中身を全部取り出してみました。

右側の列、上から順に赤カレイフクラギ(ブリの子、ハマチ)柳サワラ、下の赤っぽい2匹はリストにはメバルと書いてありましたが、たぶんウスメバルだと思います。

左の白いトレイにのってるのは、ペーパーに包まれてますがコウイカです。

それぞれの魚のオススメの食べ方が書かれた紙が一緒に入ってたので調理には困りませんが、趣味も兼ねて事前に自主学習。

こちらは私の魚研究ノートです。

海の生き物についてもっと詳しくなりたい。

では、前置きはここまでにして、さっそく捌いていきましょう。

まずは赤ガレイ

オススメの料理法は塩焼き、煮つけ、唐揚げ、一夜干しとのこと。

今回は煮つけにしていきます。

下処理はしてもらってあるので、とりあえず半分にカット。

卵が入ってる!!

これはやっぱり煮つけが正解ですな。

ささっとレシピを調べて、玉ねぎ+ネギと共に煮ます。

こちらが完成品。

ちょっとだけ形が崩れたけど、まあまあ上手くいった!

作った初日に食べ、十分美味しかったけど、一晩置いて2日目のほうが味がよく染みてよかったかも。

卵の部分が一番好きだった。

続いて、甲イカ

ゲソと胴体に分かれた状態で送られてきたので、あとはちょっとカットするだけです。

オススメの食べ方は刺身、塩焼き、バター炒め、天ぷら。

今回は刺身にすることにしました。

胴体の部分は隠し包丁を入れてからスライス。

ゲソの部分はさっと茹でました。

甲イカの刺身ってあまり食べたことがなかったけど、歯ごたえもよくてすごく美味しかったです。

さっと茹でたゲソも、硬くなるかと思いきや、プリプリして良い感じ。

家族からも大好評となりました。

続いてフクラギ(ハマチ)

三枚におろさねばならないので、ここからようやく新品の出刃包丁の出番。

実は、過去にこれよりちょい大きなサイズのフクラギを捌いた経験があるので余裕だと思ったのですが、思いのほか骨太で大苦戦。

多少ボロボロになりましたが、まあまあの出来。

おススメの食べ方は刺身、煮つけ、つけ焼きってことで、今回は刺身を選択。

身から皮をはがすのにかなり手こずり、ちょっと悲しい見た目に。

でもスライスして盛り付ければ、それなりに美味しそうな刺身に!

思ったよりさっぱりした味で、新鮮なので食感もよかったです。

続いて、柳サワラ

こちらも三枚におろします。

大きいので苦戦するかと思いきや、フクラギと違い、骨が細かったのでびっくりするくらいあっさりおろせました。

あんまりキレイじゃないかもだけど、私が今まで捌いた中では一番キレイに処理できております。

今まで使ってた普通の包丁ではこうはいかないので、新しい出刃包丁、すごく良い!

こちらのオススメの調理法はムニエル、フライ、天ぷら、つけ焼き。そしてお刺身も可。

今回は半身を刺身、半身を味噌漬け焼きにすることに。

「 刺身にするときは皮目をあぶる 」と説明があったため、普通のコンロでがんばって挑戦してみました。

安全装置が働いて、すぐに火が消えてしまうのですごく大変でしたよ。

途中から火をつけ直すほうばかりに集中してしまったので、いつのまにか焼きすぎてました。

あぶったあとは、氷水でしめてスライス。

悲しいくらいにボロボロになってしまった。

父からは「 ちょっと水っぽい(焼きすぎたあとに氷水につけたから) 」と言われてしまいましたが、母・みえ子からは大変好評。

見た目じゃなくて中身で勝負だ。

それにしても、サワラは皮も美味しいですね。

残りの半身は3等分して味噌を中心とした調味料に1日漬け込んでおきました。

調べたレシピ通りに調味料を混ぜたんだけど、本来はどうもこんなシャビシャビにならないみたいです。

そもそもレシピの手順では「 サワラの身をトレイに並べて味噌を塗る 」って書いてあったけど、塗れるような状態じゃないからタッパーに入れて漬け込んだっていう。

なにが間違っていたのか、とっても不思議。

味が薄いんじゃないかと心配しつつ、次の日、焼いてみました。

これがむっちゃ美味い!!!!

身は柔らかいし、味噌味もしっかりついてるうえに、サワラ自体の味も存分に楽しめて、大変満足。

今回食べた中で私はこの味噌漬け焼きが一番気に入りました。

やっぱりサワラはこの調理法だなぁ。

最後はウスメバル

実は2ヶ月ちょっと前に、この魚を煮つけにしたばかりだったんですよ。

ちなみにその時は臭みけしのネギを入れなかったうえ、調味料も煮込みも足らず、そのままじゃ食べれないものができたので、みえ子が料理し直してました。

というわけで、今回は塩焼きにします。

下処理済みだったから、塩を付けて焼くだけ!お手軽!

メバルといえば煮つけのイメージで塩焼きは初めてだったのですが、身にしっかり旨味があり、柔らかく、とても美味しかったです。

ここ数年最近食べた魚の塩焼きの中で一番好きかも。

でも骨がかなり多くて食べるのに苦戦。

これをなんとか処理する方法ってないのかなー。

 

そんな訳で以上、5種6匹、全部無事に調理しきりました。

とりあえず、新鮮な魚は不器用な人間が調理しても美味しい!

そして、良い包丁は全然違う!

「 よく切れる包丁のほうがケガをしにくい 」とよく言いますが、それがよくわかりませいた。

サワラを捌いてたときに特に思ったのですが、身がすーっと切れるとすごく気持ちがいいです。

今までの包丁だったら、いろんなところでちょいちょいひっかかってたはず。

さらに魚についての知識と包丁さばきを身に着けるべく、また仕事が忙しくないときに海鮮BOXをお取り寄せしようと思います。

まだしばらくは一番小さいサイズで特訓かな。

自分で獲物を捕りに行く野食系にもいつか挑戦してみたいですね。

以上、海鮮BOXを取り寄せて、思う存分魚を捌いた感想でした。