北寄貝(ホッキガイ)
こんにちは!
食レポ熟女ヤギネでございます。
3月も終わりに近づき、ようやく少しずつ暖かくなってきました。
現在、花粉にやられて肌荒れがやばいです。
普段はむちゃくちゃ強靭な肌をしているのですが、この時期だけは全然ダメ。
早く花粉が去りますように。
さてさて、本日もゆる~い食レポ。
紹介しますのは、青森県産の生の北寄貝(ホッキガイ)でございます。
ネットで購入したのですが、生のむき身の状態で送られてきて、刺身で食べることもできます。
北寄貝って、通常茹でられた状態で流通してるから、生のとか食べたことも見たこともない!
この記事を書くにあたり、軽く北寄貝について調べたんですが、寿命が30年もあるんですって。
むっちゃ長生き。
ではでは、さっそく調理していきましょう。
こちらが容器から出して水洗いした状態。
1パック3個入りなので、2パックで6個。
注文したときは「 家族3人だと少ないかな? 」って思ったのですが、けっこうなボリュームがありました。
殻から取り出したむき身の状態ですが、量ってみたら66gありました。
食べれない部分もあるので、可食部はもう少し少ないですけども。
ちなみに、各部位はこうなってます。
オオアサリと似てるかなぁと思ったけど、貝柱が小さくて、なんか三角の尻尾みたいな部分があります。
このままの状態では食べられないので、ここから下処理をせねばなりません。
今回は全てお刺身でいただくことにします。
まずは「 身 」と「 貝柱・貝ヒモ・水管 」に切り分けます。
なお、私はこの時点で貝柱が1つしかないと思い込んでいたので「 水管、貝柱1個、ヒモ 」と「 身と貝柱 」という、多少間違った切り分けになっています。
続いて、身の部分に包丁を入れて開き、内臓を取りのぞきます。
最初、手で取り除いてましたが、包丁を使ったほうがずっと楽だしキレイにとれました。
この時点で身に貝柱がついているのを発見し(画像右端に写りこんでます)、ようやく貝柱が2個だったことに気づくことに。
今まで「 北寄貝って変わった身の形してるけど、いったいどういう風に殻に納まってるんだろう? 」とずっと疑問でしたが、なるほど、こうやって切り開かれてたのか。
残りの部分からは、薄い膜と貝柱に付随した黒い部分を取り除きます。
貝ヒモと薄い膜の境目がよくわからなくて苦戦しました。
貝ヒモもちょっと捨てちゃってるかもしれない。
で、あとは食べやすく切り分けて完成!(画像は4個分)
たまにお寿司屋さんで食べる茹でた北寄貝とは色が全然違うー!
ちょっと不思議な感じです。
貝6個を捌く間に、私の手にはすっかり貝特有の匂いが染みついてしまいましたが、達成感があります。
私の手が臭くなっても、美味しい貝の刺身が食べられれば良し。
ではでは、まずは身から。
茹でた北寄貝はちょっと噛み切りにくいイメージだったので、「 生だと硬いのかな? 」と思っていたのですが、全然そんなことなくて柔らかく、しゃくっと歯で噛み切れます。
これなら歯の弱い父でも全然大丈夫だ。
クセもなく、やさしい甘みもあり、美味しいです。
茹でたものに比べると少し貝臭さはあるかなぁと思いましたが、母・みえ子は気にならないと言っておりました。
ただ、個体差があるみたいで小さめのものより大きめのほうが食感も味も好評でした。
続いて、貝柱。
小さ目ですが、身の部分よりも甘みが強くて美味しい!
私はこの部位が一番お気に入りでした。
もっと大きければいいのに~。
続いて、貝ヒモ。
ホタテの刺身でも好きな部位です。
食感がいいですよね。
最後は、見慣れない部位、水管。
正直、グロい見た目で食べるのにちょっと勇気がいるなぁと思っていたのですが、普段、変わった食べ物を嫌う母・みえ子がなぜか真っ先に手を出し、
「 コリコリして美味しい! 」
と言ったので、私も安心して手を出すことができました。
確かに他の部位と比べて1番こりっとしてて美味しい。
みえ子はよほど気に入ったようで、1人2個しか分配のない水管を真っ先に食べつくしていました。
私、実をいうと北寄貝(茹でたもの)って食感がグニグニしてて味にそこまで特徴がないため貝類の中ではそんなに好きじゃなかったのですが、生の刺身を食べて印象が変わりましたよ。
味もですが、それ以上に食感が良い!
切り方によっても全然違ってくると思うので、北寄貝がとれる現地でプロの人が捌いたのを食べてみたいなぁ~。
以上、生の北寄貝(ホッキガイ)を食べた感想でした。
最後まで読んでくれてありがとー。