バカリャウ(バカラオ)の缶詰
こんにちは!食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
本日紹介しますのは、ポルトガルの国民食「 バカリャウ(バカラオ) 」をガーリックオイルに漬けた缶詰です。
バカリャウはスーパーに専門のコーナーがあるほど、ポルトガルでは欠かせない食べ物なんだとか。
さてさて、いったいどんな食べ物なのでしょうか?
バカリャウ(バカラオ)とは
バカリャウ(バカラオ)は、簡単にいえば、塩漬けにして干したタラです。
塩抜きをしてから料理に使う保存食。
ポルトガル以外でも、スペイン、イタリア、フランス、メキシコ、マカオなど、いろいろな国で食べられています。
コロッケ、卵とじ、揚げ物、パイなどなど、その調理法は多種多様。
ポルトガルの女性は「 バカリャウの料理法を365通り知らないとお嫁にいけない 」と言う言葉もあるそうですよ。
実際、そんなことができる人は少数派でしょうけど(ノ´∀`*)
購入した缶詰について
本来、バカリャウは塩抜きしないと食べられないのですが、今回購入したバカリャウの缶詰は下処理不要でそのまま料理に使えます。
製造元は1853年創業の世界最古の缶詰会社ラミレス。
開封しなければ5年間常温保存可能だそうですよ。
どんな見た目?
中身はこんな感じ。
内容量は120gで、タラがシンプルにオリーブオイル、ニンニク、塩だけで漬け込んであります。
日本でいったらツナ缶的な感覚なのかな?
でも購入時(ネットで買いました)のお値段は756円(税込)と超お高かったです。
現地だともちろんもっと安いのでしょうが、近年タラは漁獲量が減り、価格が上昇中です。
かつては庶民的食材だったんですけど(;´Д`)
缶の中身をボウルに出してみました。
けっこうしっかり魚感があります。
皮も入ってますが、骨は見当たりませんでした。
オイルも料理に使えるとのことなので、捨てちゃダメですよ(`・ω・´)
私は魚介系のパスタのソースを作るときに炒め油として使用しました。
バカリャウでコロッケを作る
どの料理を作ろうか迷いましたが、コロッケが一番有名みたいなので、それに決定(`・ω・´)
まずは箸を使ってバカリャウをほぐします。
身は柔らかく、簡単に細かくほぐれました。
で、これに茹でてマッシュ状にしたジャガイモ、刻んだ玉ねぎ、パセリ、卵、片栗粉を加え、塩コショウとナツメグで味つけ。
こちらがコロッケのタネになります。
日本のコロッケだとこのあとパン粉をつけますが、ポルトガルのコロッケは衣不要。
2本のスプーンを使って丸くして、そのまま180度の油に投入!
あとはキツネ色になったら、油から引き上げるだけ。
完成したものがこちらです。
形は不格好ですが、なかなか美味しそうです。
なんかオデンに入れる練り物に見えてきた(´∀`)
どんな味?
では、温かいうちにいただきます(`・ω・´)人
外はかりっ、中はふわっ!(*´ω`*)
ツミレみたいな食感かと思いきや、もっと柔らかいです。
滑らかで軽い練り物系の食感。
バクバク食べれちゃう!
臭みは全くありませんが、魚の存在感は程よくあります。
辛口のきりっとした白ワインやスパークリングワインとの相性がいいですね。
ポルトガルでもメイン料理としてではなく前菜感覚で食べられているみたいです。
そのままでも美味しいですが、やや薄味だったので、ハニーマスタード(韓国のオットギのやつ)を付けてみました。
うん、美味い(*´ω`*)
ハニーマスタードと揚げ物は最高の組み合わせです。
この他にスイートチリソースも試してみましたが、一気にエスニック風にイメージが変わりますね。
母にはどっちも好評でしたが、私はハニーマスタードのほうが好みかも(ノ´∀`*)
・ポルトガルの国民食バカリャウ
・缶詰なら塩抜き不要!
・調理法は365種類以上
以上、熟女による の食レポでした(・ω´・+)
最後まで読んでくれてありがと( ノ・ω・)ノ