チョコレートシルクワーム
こんにちは!食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
近年、昆虫食に対する評価がどんどん高まってきているので、私もいろんな虫さんに挑戦中。
もともと蜂の子を普通に食べる地域で育ってきたので、虫を食べること自体にそれほど抵抗はありません。
今回挑戦しますのはこちら。
カイコの蛹のチョコレートがけ、チョコレートシルクワームです。
昆虫食のスイーツバージョンですね。
ワタクシ、カイコは以前、韓国のポンテギという缶詰に挑んで玉砕しています。
今回のチョコレートシルクワームは、商品購入ページに「 昆虫食初心者の人はここから始めましょう 」という優しい言葉が書かれていたので、きっと苦手なカイコもイケるはず。
さあ、リベンジするぞ!!
カイコについて
カイコはカイコガの幼虫。
繭が絹の材料となるため、古くから家畜化されている虫です。
ちなみにこのカイコ、野生では自力生存できないそうですよ。
人間に育てられることでしか生きられず、その人間のために利用されるって、なんて悲しい生き物なのでしょう(´;ω;`)
絹の材料となる他、アジア諸国で食用にされ、日本でも長野県などの地域で佃煮として食べられています。
カイコは栄養豊富なため、食べ物が不足していた時代には重宝されていたそうです。
チョコレートシルクワームについて
今回購入したチョコレートシルクワームはタイ原産。
「 シルクワーム 」とは絹の幼虫、つまり「 カイコ 」のことです。
カイコの蛹がチョコレートでコーティングされています。
10g入りで、購入時のお値段は1080円(税込)でした。
超高級品Σ(・ω・
入っている数はカイコの大きさによって変わってくるそうですよ。
ジッパー付きの袋を開封すると、中にはさらにジッパー付きの袋が。
夏の間、我が家のキッチンの引き出しに入っていたので、若干溶けていますね。
買ってから食べようと決意するまで時間を要してしまったのでいた仕方ありません。
だって、ポンデギの缶詰が本当にやばい味したんですもの。
若干カイコがトラウマ(;'∀')
原材料と栄養成分表示
原材料はこちらです。
比較的シンプルです。
お肉系の臭いものは香辛料とかハーブを使いますが、昆虫に関しては包み隠さずストレートなものが多い気がします。
カイコ、けっこう臭いイメージなんですけど、香料くらいで太刀打ちできるのでしょうか(;'∀')
栄養成分表示は10g当たり
- エネルギー:58.9kcal
- タンパク質:0.9g
- 脂質:4.0g
- 炭水化物:4.7g
- 食塩相当量:0g
となっております。
どんな見た目?
袋から出してみました。
チョコレートでがっつりコーティングされているので虫感ゼロです。
香りも完全にチョコレート。
これ、正体を知らない人に出したら絶対に気づかれない。
それはそれでちょっと寂しいので、あえてカットして断面を確認してみました。
カイコなんでしょうけども、ビスケットにしか見えませんね。
これなら全然普通に食べれそう。
まさに初心者向けの昆虫食(`・ω・´)
でも、よーく見ると、うっすらカイコの形がわかるやつもありました。
溝が生々しい(´∀`)
どんな味?
では、実食(`・ω・´)
もちろん、一番虫っぽい形のやつを食べます。
齧ると、パリっとしたチョコの中はサクッと軽い食感。
味も完全にチョコレートだし、普通のチョコレートスナックじゃん!!
… と最初は思ったんですけども、あとから干しエビのような風味がじんわりときますね。
うん、これ、干しエビ入りのチョコレートスナックです。
エビ+チョコレートの相性は実は悪くなくて、カルビーはかっぱえびせんをチョコでコーティングした「 えびせんショコラ 」を販売してますし、南知多の観光スポットえびせんべいの里では冬季限定で「 りんちょこ 」というチョコでコーティングされたえびせんを販売してて、それはとっても美味しいです。
でもね、今回のに関しては、私、中身がカイコだと知ってるし、ちょっと臭みのある干しエビ風の味だから |ω・`)
まあ、でも、全然食べれなくはない!
後味が地味にイヤだけど、口に入れた瞬間は完全にチョコ菓子だし、以前食べたポンテギに比べたら圧倒的に食べやすいと思いました。
・昆虫食初心者の人にオススメ
・見た目にカイコ感はほぼなし!
・エビ風味のチョコスナックだと思おう!
以上、チョコレートシルクワームを食べた感想でした(・ω´・+)
最後まで読んでくれてありがと( ノ・ω・)ノ