フィンガーライム
こんにちは!
食レポ熟女ヤギネでございます。
9月も終盤になり、ようやく涼しくなりました。
先日、私の勤務先のお店の常連である小学生男子(名前は知らない。4年生くらい)から
「 これ、食べますか? 」
とシャインマスカット(家から持ってきたらしい)を1粒もらいましたよ。
秋ですね。
秋の果物といえば、5年前にフィンガーライムという不思議な果物の記事を書きました。
細長い唐辛子のような見た目をした柑橘系で、粒々とした魚卵のような実。
収穫時期は秋から冬です。
この果物、とても面白いのですがスーパーで売ってるのは見たことないし、もともと高級なうえ、ネットでお取り寄せするとさらに送料までかかります。
という訳で、安価に手に入れるべく、植物の育成を趣味とする母・みえ子にフィンガーライムの栽培を依頼しました。
ところがこれが、なかなか栽培難易度が高い果物だったそうで、思うようにいかない。
虫がつきやすく、気が付けば葉っぱが食べられてしまううえ、数年が経過しても全然実をつける気配がない。
で、4年目の去年、ちょっと油断している間に虫に壊滅的なダメージを与えられて、ついに枯れてしまったんですよ。
ところが、ここでへこたれないのが我らがみえ子です。
今年、新たに1株購入し、気分も新たに育成開始。
こちらが2代目フィンガーライムの木です。

『 1年目だから実はならないだろう 』と全然期待していなかったのですが、ある日、気が付くとこんな光景が。

2粒、実ってる!!!!
毎日世話をしていたみえ子も全然気づかず、採り逃すところだったそうです。
危ない危ない。
食べごろがよくわからないのですが、サイズ的にいけそうな感じだったので、とりあえず1個、収穫してみました。

皮の感じは柑橘系らしいけど、形が全然ライムに見えないなぁ。
サイズ感は、その名の通り、指(第二関節から先)くらいです。

恐る恐る包丁で半分にカットしてみると、中から弾けるように実が溢れてきました。

皮の中でぎゅっと圧縮されてたみたいに飛び出しましたよ。
私の思い描いた通りの姿で、むっちゃ良い感じじゃないの。
そのまま数粒味見をしてみると、ぷちぷちした食感と共に、爽やかなライムの酸味が口の中に広がります。
ふわーっと漂う香りも良し。
これなら残り1個も食べごろだろうということで、追加で庭から収穫。
一度に2本も使うなんて勿体ない気もしますが、私が住んでいるのは岐阜県の山奥。
辺りは野生動物が満ち溢れているので、熟したものを残しておくと何が食べに来るかわかりません。
ちなみにフィンガーライムと同じ位置で春に栽培していたイチゴは、ヒメネズミと思われる生き物にやられました。
過酷な世界です。
というわけで、2本となったフィンガーライム。
どうやって食べようか迷いましたが、カルパッチョのトッピングするのが一番華やかだし、食べ応えもあるだろうということで、スーパーに行き、刺身をゲット。
ヘダイ(画面上)とホウボウ(画面下)です。

本当は真鯛を買おうと思ってたんだけど、こっちのほうが安かったので、カルパッチョに合うのかよくわからないまま手に取りました。
帰ってから調べたところ、どちらもこの時期が美味しい魚のようです。
良かった。
で、こちらが完成したカルパッチョ。

たぶん左がヘダイで右がホウボウだと思いますが、似すぎていてよくわかりません。
贅沢にのせられたフィンガーライム。

なんて華やかなんでしょう!
では、刺身(たぶんホウボウ)の上にフィンガーライムをのせて、いただきます!

ぷりぷりした白身の刺身に、プチプチ弾けるフィンガーライムがすごく良いアクセントになってる!
口の中でぱっと果汁が広がる分、予めライムの絞ったときよりも、より新鮮で爽やかな刺激があります。
やっぱ、いいわー、フィンガーライム。
小さくてもすごい存在感です。
この量のカルパッチョに対し、1本でも十分だったと思いますが、5年越しに叶った願いなので、贅沢に味わいたかったのですよ。
家の庭で採れたものなのに、農家さんからお取り寄せしたものと変わらないくらい美味しかったのに、一番驚きました。
収穫できるまで頑張って育ててくれたみえ子、ありがとう。
大満足の夕食でした。
来年も虫の攻撃に耐えて、無事に育ってくれるといいなぁ。
以上、庭で採れたフィンガーライムを食べた感想でした。
最後まで読んでくれてありがとー。