伊豆わさび
こんにちは!
食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
最近、日常のちょっとしたプチ贅沢としてお刺身(主に冷凍でストックできるやつ)をお取り寄せしています。
美味しいものが食べられて満足なのですが、人間というのは欲深いもので、父が
「 美味い刺身を食べるなら、美味いわさびも欲しい 」
と言い出しました。
まあ、でも確かにワサビが美味しければ、刺し身の味もさらに増すに違いありません。
という訳で、さっそくお取り寄せいたしました。
伊豆のワサビです。
私、わさびといったら長野県のイメージだったのですが、静岡県も有名な産地なんですね。
食べチョク(生産者さんから直接買えるサイト)でわさびを検索したら、静岡の生産者さんばかりでした。
さてさて新鮮な生わさび。
どうやって楽しもうかな!・ω・
伊豆のわさびについて
伊豆のわさび作りの歴史は江戸時代から始まりました。
1892年頃には畳石式わさび沢による栽培方法が開発され、2017年に日本農業遺産に認定。
現在、伊豆市はワサビの栽培面積と産出額が全国1位となっております。
清流で育った良質なわさびの特徴は「 辛みの中にも甘味があり、香りがよく、粘りがある 」ことだそうです。
ちなみにわさびは栄養価も高く、タンパク質やミネラル、食物繊維を含んでいるそうですよ。
そんなに量を食べるものじゃないけど(ノ´∀`*)笑
購入したわさびについて
今回購入したものは、100年以上続くわさび農家さんが育てた、市場に出回らない規格外品の伊豆わさびです。
形は不揃いだったりしますが、辛みと味と香りは高級寿司店で扱われているものと同じだそうですよ。
購入時のお値段は約180gで1680円(税込)でした。
神秘的な色とデコボコした表面は、なんかファンタジーの世界の薬草みたい。
傷口に塗ったら殺菌できそうだから、あながち間違いではないか。
ダメージも絶対大きいけど。
わさびの保存法
こんな量のわさびを数日で食べきることはさすがに無理なので、使わない分は保存しておきます。
表面の水分を拭き取ったあと、乾いたキッチンペーパーに包んでジップロックに入れるかラップに包み、冷蔵庫にしまえばOK。
上手に保存できれば2週間~1ヶ月くらいもつみたいです。
その他に「 水を張った容器に浸して冷蔵庫に入れる 」という保存方法も書いてありました。
キッチンペーパー+ジップロックのほうが場所をとらないし管理が楽だからこっちを選択(ノ´∀`*)
わさびをすりおろす
では、届いた新鮮なわさびをすりおろしてみましょう。
わさびの辛味成分は揮発性があるので、必ず食べる直前にすらなければなりません。
茎に近い部分ほど組織が新しく、風味(甘味)が楽しめるそうです。
茎の部分は手で丁寧にむしりとり、そちら(茎がわ)から皮ごとすりおろしていきます。
わさびの辛味成分は細胞が破壊されたときにできるそうなので、なるべく目が細かいおろし板を使う方が良いです。
円を描くようにやさしくすりおろすことで辛みと粘りが増します。
母・みえ子に作業をしてもらいながら私が横から撮影していたのですが、すり始めてすぐにものすごく濃厚なわさびの香りがツーンと漂ってきて、涙が出そうになりました(ノ´∀`*)
3分の1くらいすったところでさらに辛い香りが濃くなり、
「 もう無理だからちょっと変わって 」と
みえ子に泣きつかれたので交代しましたよ。
さすが届いたばかりの新鮮な生わさびです。
とってもキレイな黄緑色。
私、わさびの色って好きです。
わさびを食べる
ではおろしたてを食べてみましょう。
刺し身と共に
いろんな料理に合うわさびですが、まずはブリの刺身と共にいただきます。
わさびは醤油に溶かすのではなく、直接刺し身にのせ、醤油に触れないようにして食べたほうが風味がより楽しめるんだそうです。
新鮮なわさび、濃い香りだったので相当辛いかと思いきや、ものすごく爽やかでむしろ甘味を感じます。
「 あれ?このわさび辛くないの? 」
と思って、直接わさびだけ食べたら辛くて鼻がツーンとなった(ノ´∀`*)
料理に添えるとわさびの味も変化するように感じます。
どうやら「 届いたばかりの新鮮な状態+茎に近いほう 」という2つの条件が重なったため、こんなにも爽やかな味だったようです。
届いてから1週間後に食べたときは、茎に近い方をすってなおかつ刺し身につけた状態でもむっちゃ辛かったです。
初日に辛くなかったせいで調子にのって大量に口に入れたため、ちょっと死ぬかと思いました。
チーズ+わさび
こちらは一見冷奴に見えますが、クリームチーズにわさびとネギをのせ、醤油をかけたものです。
チーズとわさびって相性バッチリ( ノ・ω・)ノ
チーズのクリーミーなコクがわさびを包み込んで、むちゃくちゃいいお酒のツマミになります(ノ´∀`*)笑
私は日本酒は最近ちょっとやめているので、父の晩酌のお供として出しました。
ちょっとだけ味見をしましたが美味しかったです♪
わさび丼
続いて挑戦するのは、わさび農家さんオススメのわさび丼です。
作り方は簡単。
すりおろしたわさびに鰹節と砂糖、醤油をまぜて炊きたてご飯の上にかけるだけ!
私は撮影用にわさびと鰹節は混ぜ込まず、先にご飯のうえにのせてから砂糖を少し加えた醤油をかけました。
最初このレシピを見たとき「 砂糖?! 」と不審に思ったのですが、実際にやってみると砂糖の甘さがわさびと醤油の尖りを削り、落ち着いた味に仕上げてくれています。
これ、むっちゃ美味しい(ノ´∀`*)
普段、私は鰹節を食べないんですけども(父が鰹節嫌いなので昔から食卓に出ることがない)、このわさび飯には絶対入れたほうがいいと思いました。
さすが農家さんが食べているレシピだけあってバランスが完璧です。
まとめ
お刺身のために購入した生のわさび。
でも使い道はそれに止まらず、いろんな料理に添えまくっているのであっというまに180gがなくなりそうです(笑
肉料理にももちろん合うし、冷奴やサラダにも。
とても気に入ったので生産者の人にお礼のメッセージを送ったのですが(購入した食べチョクというサイトには買い手と売り手をつなぐSNS機能がある)、「 アイスクリームやホワイトチョコレートにのせてスイーツとして食べても美味しいです 」というお返事をいただきました。
わさびがスイーツですと?!Σ(・ω・
これはぜひ試さねばということで、また別記事にてレポートさせていただきますね(☆ゝω・)b
ちなみに届いて10日ほどで既に残り1本の半分になっているので、今日リピート注文しました(笑
・生わさびは香りが違う!!
・茎に近いほうが風味は強い
・もうチューブわさびじゃ物足りない
以上、伊豆わさびをお取り寄せした感想でした。
最後まで読んでくれてありがと( ノ・ω・)ノ