カメノテ
こんにちは!食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
ずっと前から一度は食べてみたいと思っていた謎の海産物「 カメノテ 」をお取り寄せしてみました。
注文したのはこちらです。
亀の手(カメノテ)【冷凍】小中サイズ 500g 【浜坂産】ペルセベス
購入時のお値段は1400円(税込)です。
送料は別なので、他にもいろいろと気になる珍味を合わせ買いしました(*´ω`*)
また順次紹介していきますね。
では、本日はカメノテのレポート、行ってみましょう(・ω´・+)p
カメノテについて
カメノテは、見た目が亀の手そっくりなフジツボの仲間です。
旬は夏なので、今回は冷凍品を購入しました。
塩ゆで、ホイル焼きのほか、汁ものの具にも向いています。
こちらが実際に届いた商品(冷凍状態)
500g入ってだいたい2-3人前。
兵庫県の山陰浜坂港産です。
このカメノテ、岩の隙間で荒波にもまれているので、採るのが大変なんだそうですよ。お店の商品説明には「 命がけで採りに行っています 」という重みのある言葉か書かれていました。
ありがとう漁師さん(´;ω;`)
1つ1つ大切に食べようと思います。
カメノテの見た目は?
こちらが解凍後に袋から取り出した姿です。
袋を開けた瞬間、ものすごく濃い海の香りがしました。
思ってた以上にハチュウ類の手っぽいじゃないのΣ(・ω・
てか、なんかカラフルなんですけど。
なんかワクワクしてきました。
カメノテを塩ゆでする
では、さっそく調理してみましょう。
このカメノテ、海から採ったそのままの状態で入っているので、ボールに入れてよく洗います。
けっこう砂が出てきたので、念入りに洗ったほうがいいと思います。
今回は素材の味がシンプルに楽しみたかったので、3分の2を塩ゆでに、3分の1をホイル焼きにすることにしました。
塩ゆで中。
今回のは冷凍品ですが、もし生のものを茹でるときは沸騰させてからではなく、水の状態から入れたほうがいいそうですよ。
熱湯に入れると、カメノテがびっくりして身を縮めちゃうんだそうです。
で、沸騰した状態で4-5分茹でたら完成。
見た目はそこまで変わっていませんね。
ゆで汁は旨味たっぷりで、スープやパスタに使えるので捨てちゃダメですよ(・ω´・+)p
私はいつもの習性でついうっかり捨ててしまって、むっちゃ後悔しています。
事前に情報をちゃんと読んでいたはずなのに、無意識って怖い( ノД`)
茹でたカメノテの味は?
こちらが茹でたカメノテ(単体)です。
茶色い皮の部分を剥いて食べます。
剥くときに汁が飛び出ることがあるので注意してくださいね。
私は大丈夫でしたが、父はワイルドにゆで汁を浴びてました。顔面に。
で、こちらが剥いた中身。
なんだか不思議な感じですね。
皮の下から現れたのがカメノテの筋肉で、この部分を食します。
では、いただきます(`・ω・´)人
うん!!
思っていた以上に美味しい!!(*´ω`*)
海の風味がたっぷり詰まった貝の肉部分って感じです。
貝臭さやクセがなく、見た目の奇抜さとは裏腹にすごく食べやすい味。
母・みえ子も最初は見た目に「 えー(´・ω・`) 」って顔をしていましたが、食べ始めると「 美味しい!これ、なんかクセになる! 」と大絶賛。
カメノテをホイル焼きに
続いて、オーブントースターでホイル焼きに。
私はちょっと塩を振りましたが、カメノテ自体に海の味がついているので、塩なしでOKだそうです。
焼いたカメノテの味は?
こちらが焼いたカメノテ。
剥く前の外見はさほど変わりませんでしたが、味は全然違います。
焼いたほうがより海の味が濃く感じられ、美味しいです。
身の食感も、焼いたほうがよりしっかりしてますね。
父も母も同意見。
このカメノテ、食べる部分は少ないのですが、剥くのがなんか楽しいし、1度に1つずつしか食べられないのでゆっくりと味わうことができ、見た目以上に満足感を得られます。
なんか、カニを食べてるときみたいに家族3人(祖母は怪しんで食べなかった)、無言で貪ってました。
合わせる飲み物として、父は日本酒、私は白ワインを用意していたのですが、塩ゆで、ホイル焼きともに、白ワインとの相性が抜群でした。
父も途中で日本酒から白ワインに変わってましたもん(´∀`)
父から「 これ、また注文しておいてくれ 」とリクエストがあったので、次は1ランク大ぶりなサイズのものを購入したいと思います。
カメノテ、むっちゃ美味しかったのでオススメです(*´ω`*)
後日談:冷蔵タイプのカメノテも食べてみた
後日、カメノテの獲れるシーズンになったので、冷凍ではなく生タイプのものを注文してみました。
中小サイズと中大サイズの2通りを購入。
こちらが中大サイズのカメノテです。
小中サイズとの比較がこちら。
ぱっと見はわかりにくいですが、中大サイズのほうが食べやすいサイズがそろってます。
もちろん小中サイズの中に中大サイズのものくらいの大きさのものが、中大サイズの中に小中サイズのものが混ざっていることはあります。
でも平均すると明らかにサイズは違いますね。
ただ、お値段が同じグラム数で1000円くらい違うので、食べにくいけどコスパでいうと小中サイズのほうがいいかもしれません。
味のほうは、生タイプのほうが、冷凍タイプのものよりも身がジューシーでふっくらして感じられました。
・フジツボの仲間
・塩ゆででも、ホイル焼きでも◎
・白ワインに合う!
以上、珍味カメノテを食べた感想でした(・ω´・+)