クロクチ(ムラサキインコ)
こんにちは!食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
先日、不思議な海産物カメノテをこのブログで紹介しましたが、その際、こちらの商品も取り寄せていました。
なかなか市場に出回らないちょっと珍しい貝、クロクチ(ムラサキインコ)です。
鳥みたいな名前が面白いですね。
いったいどんな貝なのでしょうか?
クロクチ(ムサラキインコ)とは
こちらのクロクチ(ムラサキインコ)は兵庫県山陰浜坂港産。
海では岩場やテトラポットに群れて生息しているんだそうです。
良い出汁がとれる美味しい貝として地元では知られていますが、あまり出回ることはありません。
「 カラスガイ 」という名称でスーパーで売っている地域もあるようです。
お値段は貝類としてはやや高め。
ちなみに私が購入したものは小中混ざったタイプで冷凍、300g680円(税込)でした。
クロクチ(ムサラキインコ)の見た目は?
「 ムラサキ 」という言葉が入っている通り、貝殻は紫がかっています。
「 インコ 」の由来は、貝殻の形が細長くてインコの嘴に似ているからだそうです。
インコってこんな嘴だったっけ?Σ(・ω・
ムラサキインコを調理してみた
では、さっそく調理してみましょう。
岩場にはりついている貝なので、苔っぽい海藻が隙間に挟まれているものが多かったです。
なので1つ1つ丁寧にチェックしながら水洗い。
味噌汁が一番メジャーな調理法らしいですが、塩ゆでや酒蒸しも美味しいのだとか。
本当は酒蒸しにしたかったのですが、サイズが小さめなので今回は味噌汁にします。
貝から美味しいダシが出るので、材料はクロクチと水と味噌のみです。
火が通ったら、茹ですぎる前に味噌で味付けして完成。
いい香り(*´ω`*)
ムラサキインコの味は?
では、さっそく食べてみましょう。
思っていた以上に身がしっかり入っています。
貝殻を解体してみました。
なんか不思議な形!
今まで見たことないタイプの身です。
食べてみると、プリっとした弾力のある食感で美味しいΣ(・ω・
これ、大きいのを酒蒸しにしたら、絶対イケるやつ!
地元で消費されて市場に出回らない理由がよくわかった気がしました。
味噌汁のほうもダシがしっかり出て美味(*´ω`*)
アサリで作る貝の味噌汁とそれほど大きく変わらないような気がしましたが(父は全然違うと言っておりました)、身はこっちのほうが好きです。
ああ、やっぱりこれ酒蒸しが食べたい。
絶対白ワインに合うって。
・なかなか出回らない貝
・地元の人に人気
・身が大きくて食べごたえがある
以上、クロクチ(ムラサキインコ)を食べた感想でした(・ω´・+)