ニシンの刺身
こんにちは!
食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
ニシンというと、みなさんはどのような食べ方を思い浮かべますか?
我が家では冬場に「 にしんずし(なれずしの一種。福井県の郷土料理で発酵食品) 」として食べる以外、食卓でほとんど見かけません。
あとは「 ニシンの昆布巻き 」とか「 ニシンそば 」とかが浮かびますが、塩焼きや煮物も人気みたい。
いずれにせよ、発酵、もしくは加熱して食べるイメージです。
先日、なにか美味しい魚介類はないかと食べチョク(生産者の人から直接買えるサイト)で探していたところ「 ニシンの刺身 」なる見慣れない単語が視界に飛び込んできました。
え?アイツって、生でも食べられるのΣ(・ω・
調べてみると、ニシンの産地では普通に刺身として食べられているようです。
知らなかった!
これはぜひ、試してみなければとさっそく注文。
届いたものがこちらでございます。
北海道からの冷凍便で来ました。
柵になってますが、皮がついているので自分でちょっと捌かなくちゃいけないですね。
初めての刺身用ニシン。
いったいどんな味なのか楽しみです♪
お取り寄せしたニシンについて
今回のニシンは北海道のマルホン小西漁業さんからお取り寄せしました。
旬の春ニシンを3枚に卸し、3Dフリーザーで瞬間冷凍。
これにより新鮮な状態が保てるうえ、アニサキス(寄生虫)も退治!
本来なら産地でしか食べれないニシンの刺身が手軽に家庭で食べられます。
3切れずつ真空パックになっているので、保存しやすいです。
合計600gくらい。
購入時のお値段は2160円(税込)でした。
※ 生のニシンにはアニサキスが潜んでいる可能性があるのでご注意ください。
加熱、および、-20℃以下で24時間以上冷凍することで死滅します。
解凍!
では、さっそく1パック解凍してみましょう。
氷水に20分くらい浸せばOKです。
しっかり凍っていたのに、あっさり解凍できました。
皮目の感じは見慣れたニシンそのままなので、これが生食できるってことがすごく不思議です。
捌く!
では、捌いていきましょう。
わかりやすい説明書がついていたので、不器用な私でもなんとかなりそう。
まずは腹骨を取り除きます。
骨に沿って包丁を入れ、そのまま削ぎ取るようにカット。
刺身包丁の切れ味がよかったこともあって、思ってた以上に簡単に取れました♡
裏返したら、皮と身の隙間が空いているところをつまみ、頭側から皮をぺりぺりっと捲ります。
簡単に剥がせるから気持ちい!!
包丁の背で身を押さえながら引っ張っていたので完全に跡がついています(ノ´∀`*)
だいぶ刺身らしくなりました。
でもニシンは小骨が多いので、骨切りが必要です。
身の方から厚みの3分の1くらいまで包丁を入れ、2mm間隔で骨を切っていきます。
触った感じ、けっこう骨が多いからこれで本当に切れてるかちょっと心配。
気になる人は骨抜きを使ってください。
私は面倒くさいからこのままいってみます(`・ω・´)
で、またひっくり返して、小骨を切るイメージで身を削ぎ切り。
包丁を入れるたびに骨が切れるプチプチという感触が。
これだけ切断すれば大丈夫かな?
あとはキレイに盛りつければ完成!
2切はいつもの刺身風の盛り付けに。
残り1切れは身がよく見えるように並べてみました。
うん、美味しそうー(*´ω`*)
食す!
では、作り立てを生姜醤油でいただきます。
うん、むっちゃ脂がのってて、美味しい!!
臭みもなし!
とろけるような舌触りで、味はまるでサンマやイワシの刺身のようです。
正直、ニシンの刺身がこんなに美味しいと思いませんでした。
あのゴツゴツしたウロコの下に、こんな滑らかな身が隠されていたとは!
そして、生姜醤油との相性抜群!
私は普段ワサビ派ですが、この刺身に限っては生姜のほうが合うと思います。
こってりした脂の味を生姜がきゅっと引き締めてくれる感じ。
最近は身体に合わなくて日本酒やめてるけど、久しぶりに飲みたくなった(ノ´∀`*)
まとめ
初めてのニシンのお刺身。
こってりとろける食感に虜になりそうです(*´ω`*)
ニシンだと知らされずに食べたら、私はたぶんサンマだと思っちゃう。
本来なら産地の人しか食べれないものが、こんな風に家庭で味わえるなんて本当に便利な世の中。
冷凍庫にニシンの刺身がまだ2パックもあると思うと幸せだー!(ノ´∀`*)
・ニシンは新鮮なら刺身もOK!
・小骨が多いので骨切り必須
・むっちゃ脂がのってる!
以上、北海道産のニシンの刺身を食べた感想でした(・ω´・+)
最後まで読んでくれてありがと( ノ・ω・)ノ