たぬきケーキ
こんにちは!食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
みなさんは「 たぬきケーキ 」をご存じですか?
地域によっては「 ぽんぽこ 」とも呼ばれています。
昭和生まれの洋菓子で、全国各地で作られ、店によって形状は様々ですが、基本的には「 スポンジの上にバタークリームで作られチョコレートでコーティングされたタヌキがのったケーキ 」です。
全盛期は昭和40年代から50年代。
それから徐々に数を減らし、現在では「 絶滅危惧種 」だとか「 昭和遺産ケーキ 」と言われています。
私が小学校に入るか入らないかの年齢の頃まで、地元のケーキ屋さんで「 ぽんぽこ 」が売られていました。
生クリームではなくバタークリームだったので当時はそれほど好きではなかったのですが、ちょっと不気味な姿が印象に残っています。
先日、なにかのきっかけで急に思い出し、楽天で検索してみると1軒だけ販売しているお店がありました。
どうしても食べてみたくなり、さっそく注文(・ω´・+)
で、実際に届いたのがこちら。
5個入りで購入時のお値段は1,944 円(税込み・送料別)でした。
さあ、30年以上ぶりの対面だ!(・ω´・+)
たぬきケーキについて
こちらの商品を販売しているさんは青森県のメーカー駒の街からの便りさん。
たぬきケーキを45年以上作り続けているそうです。
クリームはバタークリームではなく生クリーム。
昔はバタークリームだったそうですが、時代の流れで生クリームで移行したんだとか。
ちょっと残念(´・ω・`)
あのもったりとしたバタークリーム、もう一度食べてみたいな。
どんな見た目?
では、さっそく蓋をオープン( ノ・ω・)ノ
うわぁ、むっちゃこっち見てるΣ(・ω・;
1つ1つ顔が違いますね。
この、あんまり可愛くないところがたまらなく愛しいです。
子供のとき、若干トラウマでしたもん、たぬきケーキのビジュアル。
うちの近所の店のやつは、もう少し身体の部分が大きかったですが、顔はだいたいこんな感じでした。
どんな味?
では、さっそく食べてみましょう。
冷凍で届いたので1匹解凍して、お皿にのせてみました。
なんだか愛嬌がある顔に見えてきました(`・ω・´)
下の包みを剥くと、中はカップケーキになっています。
うちの地元の今は亡き「 ぽんぽこ 」も、下半身はカップケーキだったなぁ。
上半身はもっとどっしりしてたけど、雰囲気はよく似ています。
とても懐かしい(*´ω`*)
ちょっとかわいそうですが、包丁で半分に切って中身を確認してみました。
クリームむっちゃたっぷり!
スポンジの中にはカスタードクリームが入っているのですが、青森県産の米粉を使用しているそうですよ。
では、超久々ののたぬきケーキ、いただきます(`・ω・´)人
ふわっと軽い口当たりの生クリーム。
やっぱりバタークリームとは違いますね。
記憶の中のたぬきケーキはもったりとして1個でお腹いっぱいになる感じですが、これなら2つくらい余裕でいけそうです(`・ω・´)
カップケーキのスポンジは素朴で優しい味。
生クリームをコーティングしている準チョコレートのパリパリとした食感が、記憶を呼び覚まします。
ああ、確かにこんな感じの食感だった!
懐かしの昭和レトロスイーツ。
バタークリームでないのだけが残念ですが(味的には生クリームのほうが美味しいはず)、ほっこり懐かしい気持ちになれました(*´ω`*)
昭和:★★★★
こっち見んな:★★★★★
ほっこり:★★★★★
以上、たぬきケーキを食べた感想でした(・ω´・+)