バインチャンチョン
こんにちは!
食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
こないだの土曜日、岐阜市内にあるベトナム食材の店に行った父が
「 ベトナムのおやつを買ってきたからお前にやる 」
と私にこれをくれました。
なんだこれは(゜□゜
「 これは何? 」「 何が入っているの? 」と父に聞いても、「 知らない 」 「 わからない 」の一点張り。
貴方はそんな正体不明の怪しいものを、私に食べさせようというのですね?
了解、だでぃー。
受けて立ってやろうじゃないか。
正体を考察してみた
とりあえず、観察してみることにします。
容器に原材料が書かれたラベルくらい貼ってあるかと思ったら、そんなこともなく。
完全にノーヒントです。
ピーナッツ、ネギ、香辛料、なんかいろいろな素材が入っています。
でも、何より気になるのが謎のビニールみたいな物体。
なんかこのヒラヒラした切れ端がメインの具みたいで、カップの半分くらいを占めています。
下から見ると、けっこう油っこそうですね。
恐る恐る蓋を開けると、ネギと油とナンプラーの食欲をそそられる良い匂いが。
エスニックなオカズ系の香り。
直接容器の中を覗きこみ、ここでようやくビニールの正体が「 ライスペーパー 」だということに気づきました。
そこで「 ベトナム お菓子 ライスペーパー 」というキーワードで検索をかけたところ、これとそっくりな料理の画像がずらーっと出てきましたよ!
どうやら「 バインチャンチョン 」という食べ物のようです。
謎が解けてすっきり。
バインチャンチョンとは
バインチャンチョンは、ライスペーパーの和え物です。
細切りにしたライスペーパーにいろんな具材を混ぜ合わせて作ります。
ベトナムでは路上で売られてるB級グルメで、若者たちに人気のおやつなんだとか。
どんな味?
カップから中身を出してみました。
なんだかよくわからない素材もいくつかあります。
とりあえず、主役のライスペーパーからいただきます。
口に入れた瞬間はヒラヒラしてセロファンを噛んでいるみたい。
口の中を切らないかちょっと心配になりました。
が、唾液で湿ってくるとしっとりしてまるで焼きのりのような食感に。
味は甘辛くて、日本の珍味系の駄菓子(よっちゃんイカとか蒲焼さん太郎とか)を彷彿とさせます。
駄菓子よりは辛味がずっと強いし、ナンプラーの風味でエスニックテイストになってますけどね。
でも系統としては間違いなく同じ仲間。
正直、見た目から味にはあまり期待してなかったのですが、これ、美味しい!!
なんか食べ始めるとクセになって、手が止まらなくなるやつです。
続いて、この干し肉っぽいものを食べてみます。
見た目は鶏肉ぽかったのですが、これたぶんスルメです。
ライスペーパーよりも味が濃く、甘さ強めの甘辛い味。
日本でもこれとほぼ同じ味のツマミが売ってるんじゃないかな。
すっごい馴染みある感じ。
で、よく似た見た目の赤い物体にもトライ。
辛っ!!!!(゜□゜;;
さっき食べたスルメの辛さが5倍くらいになったやつですね。
これ単独で食べると辛すぎてしんどい。
水が欲しくなります。
今更ですが、素手で食べると油でベタベタになるので、箸を使うのオススメ。
これ、お酒のツマミにむっちゃ良いと思うけど、お茶とも合うと思う。
まとめ
父が買ってきた謎のベトナムフード。
正体はライスペーパーを使ったB級グルメ「 バインチャンチョン 」でした。
最初はかなり食べるのに勇気がいりましたが、意外や意外、大好きな珍味系駄菓子の味。
ライスペーパーの食感も、最初はセロファンを食べているようで戸惑いましたが、慣れればもう焼き海苔にしか思えないです(ノ´∀`*)
若い人に人気っていうのもなんかわかります。
ここまで辛くなければ、日本の子供にも受けそうです。
・父が変なものを買ってきた
・実はベトナムで大人気のB級グルメ
・ツマミ系駄菓子が好きな人にオススメの味
以上、謎のベトナムのお菓子を食べた感想でした。
最後まで読んでくれてありがと( ノ・ω・)ノ