レモン牛乳カレー
こんにちは、ご当地レトルトカレーハンター、ヤギネでございます(・ω´・+
またまた強烈なカレーを見つけてまいりました。
それがこちら。
関東・栃木 レモン牛乳カレー。
もうさ、あまりにも見た目がカレーじゃなさすぎて、商品棚に並んでるのを見逃すところだったわ(`・ω・´)
もう、味とか全く想像できないし、これを開発しようと思った人の思惑も推測できないけど、とりあえず買ってきました。
食を追い求める者として、これを見つけちゃったら買わない訳にはいかないんです。
レモン牛乳とは
「 レモン牛乳 」は栃木県のご当地乳飲料です。
メディアの露出も多いし、最近は栃木県以外の地域でも売られているのをちょくちょく見るので(我が岐阜県内のサービスエリアでも最近見かけました)、知っている人は多いのではないでしょうか?
甘くて黄色い乳飲料。
香料、着色料を使っているので「 レモン牛乳 」といっても、本物のレモンは入っていません。
終戦後から販売されているロングセラー商品です。
2003年以降、表示規制により商品名に「 牛乳 」の文字が入れられなくなり、「 関東・栃木 レモン 」という名前になっています。
また、2004年にメーカー廃業により一時生産中止になりましたが、2005年に別の企業がレシピを引き継いで復活しました。
歴史がある飲み物ですね(`・ω・´)
レモン牛乳カレーとは
でね、このレモン牛乳カレーはというとですね、いろいろ謎です。
普通ね、レトルトカレーって箱に味のアピールポイントとか、多少なりとも説明があるじゃないですか?
キワモノであればあるほど、それが必要ですよね。
たとえばメロンカレーであったら「 メロンの甘味がカレーの味にコクを加え… 」みたいな。
なのに、このレモン牛乳カレーはどれだけ見てもレモン牛乳の説明しか載っていないんです(´∀`)
まるでカレーであるということをひた隠しにしているかのように。
いや、騙されない。
お前はカレーだ(゜□゜
原材料
原材料はこちらです。
「 乳等を主要原料とする食品 」っていうのがレモン牛乳のことなんでしょうね。
なんて曖昧な原材料Σ(・ω・
どんな見た目?
湯せんでパウチを温めて、炊きたてご飯にかけました。
うわぁ、薄黄色いΣ(・ω・
黄色っぽいカレーはありますが、これはその域を超えていますね。
もはやカレーに見えません。
いったいどこまでレモン牛乳に擬態する気なのでしょうか?
状態もサラサラしており、スープに近いです。
で、基本的にはシチューっぽいマイルドな香りなんだけど、そこにレモン感がしっかり加わっています(´∀`)
決して不快ではないんだけど、斬新な香りです。
どんな味?
では、食べてみましょう。
お肉はベーコンっぽい見た目。
うん、レモン!(´∀`)
想像以上にがっつりレモンの味がします。
本物のレモンは入っていないはずなのに!!
でね、カレーを超えてシチューの領域に入っているレベルにマイルドです。
まさにレモン牛乳カレー。
適切な表現です。
それ以外、言いようがありません。
未知の味わいですが、決してまずくはありません。
美味しいかと問われると、「 斬新すぎて思考が追いつかない 」と答えますが。
『 なんだこれ?! 』と思っている間に完食してしまいました。
辛さ、スパイシーさはほぼほぼゼロです。
「 シチューっぽいカレー 」ってよりは「 多少カレー感のあるレモン味のシチュー 」といった感じ。
完全なる甘口ですね。
色も面白いし、見た目と名前的にも、これ、小学生くらいの子供が大喜びするやつだと思います(`・ω・´)
インパクト:★★★★★
マイルドさ:★★★★
レモン度:★★★★★
以上、栃木県のご当地カレー、レモン牛乳カレーを食べた感想でした(・ω´・+)