大人女子ヤギネの食レポブログ

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【ポーランド伝統菓子】マコヴィェツ(MAKOWIEC)を食べた感想【ポピーシードのロールケーキ】

マコヴィェツ(MAKOWIEC)

こんにちは!食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)

世界の郷土菓子や郷土料理を食べてみようシリーズ。
今回は「 マコヴィェツ(MAKOXIEC) 」という発音するのもキーボードで打ち込むのもちょっと戸惑う名前のポーランドの伝統菓子を紹介しようと思います。

楽天市場のわたせい【プレミアムデリカ】さんで購入。

MAKOWIEC マコヴィェツ

ポーランド出身の方の手作りマコヴィェツなので本場の味なはず(*´ω`*)
アイシングがたっぷりかかっていて甘そうです。
さてさて、いったいどんなお菓子なのでしょうか?
初めてのものを食べる時はいつもワクワクします♡ 

マコヴィェツとは

マコヴィエツは、ポピーシード(ケシの実)のフィリングを酵母パンの生地で巻きあげて作るポーランドの伝統的なお菓子です。
中央ヨーロッパや東ヨーロッパの一部地域で人気。
キリスト教では、ポピーは「 肥沃 」や「 収穫 」を表すそうで、このマコヴィェツはクリスマスとイースターの時期によく食べられます。
ただし、季節限定のものというわけではなく、一年を通して食べられているお菓子だそうですよ。 

ポピーシードとは

ポピーシード(ケシの実)は、ヨーロッパやアジアで広く利用されている食材です。
日本だと「 あんパンの上にのせる 」という使われ方が一番メジャーですね。
ナッツを思わせる香りと味で、色は黒いものと白いものがあります。
ポーランドではこのポピーシードをパンやケーキに大量に使うそうです。

商品詳細

今回購入したマコヴィエクは約400g。
ずっしりと重いです。
購入時のお値段は1225円(税込)でした。

酵母パンの生地に巻き込まれているフィリングには、ポピーシードの他にくるみ、オレンジピール、レーズン、はちみつ、スピリタス(ポーランド産ウォッカ)が使われています。 

原材料はこんな感じです。 

f:id:yagine:20210320070313j:plain

知っている材料だけが書いてあると安心しますね。
保存料が使用されていないため、早めに食べねばなりません。

100gあたりのカロリーは351cal。
400gなので1404kcal
食べ過ぎ注意:(´◦ω◦`): 

どんな味?

では、食べてみましょう。
丸ごとかぶりつくものではないので、包丁でカットします。

フィリングむっちゃぎっしり(*´ω`*) 
思った以上に大量のポピーシードです。

あんパンの上に数粒ちょろっとのせるだけの日本の使い方とは全然違いますね。
ポピーシードの合間にナッツやオレンジピールの姿も確認できます。
レーズンも見えてますが、色がポピーシードに同化してますね。

食べてみると、外側のパン生地はとってもしっとりとした食感で面白いです。
フィリングはきめ細かく滑らかですが、粉末になったポピーシードのザラっとした質感もあります。
ポピーシードのクリーミーで香ばしい味は、ちょっとゴマを思わせます。
そこにオレンジピールとシナモンがよく効いていて、複雑で実にヨーロッパらしい味わい。
クルミとレーズンの食感がアクセントになっています。
これだけ大量のフィリングが入っているとくどいんじゃないかと思ったのですが、そこまで味が強すぎないので平気です。
甘いから紅茶やコーヒーは欲しいけど(ノ´∀`*) 

食感は全然違いますが、風味と香りはドイツのシュトレンに近いものを感じます。

まとめ

ポーランドの伝統菓子、マコヴィエツ。
一言で表すなら、大量のポピーシードを使ったパン生地のロールケーキ。
日本ではポピーシードをこんなに一度に食べる機会はあまりないですが、エゴマとかゴマとかをすりおろしてお菓子に使うときの感覚に似てるかなぁと。
舌触り的にも味の分類的にも。

複雑な味なので万人受けはしないかもしれませんが(シナモンとオレンジピールが苦手な人はダメだと思う)、シュトレンが好きな人ならきっと気に入ると思います。 

++まとめ++
・ポーランドでポピュラーな伝統菓子
・ポピーシードたっぷりのロールケーキ
・この名前をおぼえられるか私には自信がない


以上、ポーランドの伝統菓子マコヴィェツ(MAKOWIEC)を食べた感想でした(・ω´・+)
最後まで読んでくれてありがと( ノ・ω・)ノ

 

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