冷凍庫の中の謎の肉
こんにちは、お料理修行中の熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
半年くらい前、父が行きつけの郷土料理店(ジビエが売り)で謎の肉塊をもらってきました。
お店の人曰く、「 冷凍庫の奥からでてきた。なんの肉かはわからないけど、たぶん鹿か猪 」とのことです。
少なくとも、牛とか豚とか家畜のものではございません。
ワイルド属性の謎肉です。
しかも1㎏くらいあるし、そんな訳わからないもの大量に調理したくないでしょ(´・ω・`)
で、放置し続けていたのですが、もういい加減冷凍庫のスペースを空けたくなったので、しゃーなしに料理することにしました。
もう、父、マジ勘弁。
で、こちらが封印されし謎肉(ワイルド属性)です。
もうね、怪しいにもほどがあるよね。
「 SBBQ A 」とか、いったいなんの暗号なんだろう。
本当、このまま封印しておきたかったよね(´・ω・`)
謎の肉の封印を解く!
では、封印を解いていきましょう。
巻いてある新聞紙を外してみました。
むっちゃ冷凍庫の匂いがする(´∀`)
大丈夫かな、この肉。
我が家にきてからは半年くらいだけど、その前にお店でどのくらいの期間眠っていたんだろう。
ますます食べるのが心配になります。
これを1日かけて解凍しました。
むっちゃ肉肉しい(´∀`)
赤身が多い、血の滴るお肉です。
とてもじゃないけど我が家のアダルトな4人家族(私、両親、祖母)だけでは食べきれそうにないので、家の前に住んでいるミャンマー人たちに半分おすそ分けしました。
なんの説明もなしに渡したけど、彼らはどうやって料理するのかな。
謎の肉の正体を探る!
とりあえず、肉の正体を突き止めましょう。
少しだけ切って、塩コショウで焼いてみました。
ちょっとクセのある肉の匂いがします。
冷凍の匂いは消えましたね。
どうやら新聞紙のほうに染みついていたようです。
おそるおそる食べてみると、意外にもすっごく柔らかいΣ(・ω・
味は匂いのようなクセがなく、あっさりしています。
これは、どうやら鹿ですね。
イノシシならば、もっと硬くて肉と脂に甘味と味があるはずです。
似ているのは牛肉ですが、牛はもっと肉の味があるし硬い。
肉塊(SBBQ A)、お前の正体は見抜いたぜ!(゜□゜
謎の肉を調理する!
では、正体がわかったので、さっそく料理していきましょう。
味見した感じ、そのままニンニクと一緒に焼いても美味しそうだったので、半分はステーキにすることにしました。
で、残りは煮込み料理にしていきます。
洋風の煮込みにしたかったのですが、検索して出てきたレシピはどれも赤ワインが入っております。
でも、我が家には私のとっておきの赤ワイン(ウサギの絵がついた可愛いやつ。目標を達成したら飲むつもり)しかありません(´・ω・`)
この肉塊(SBBQ A)に私のワインを使うのは嫌です。
冷蔵庫を開けると、カルディのノンアルコールサングリアが目に入りました。
冷蔵庫から取り出し、10分間くらい迷った後、そっと元の場所に返却 |ω・`)
だめだ。
イケる可能性も秘めているけど、ダメだったときのリスクが大きい。
考えるのが面倒くさくなったので、レシピはあてにせず適当に調理することにしました(´∀`)
オリーブオイルでニンニクを熱し、そこに鹿肉と玉ねぎとエノキ(きのこがこれしかなかった)を投入。
そこにホールトマトを加え、クレイジーソルト、胡椒、日本酒、ケチャップ、ウィスターソース、コンソメ、などを入れ、ぐつぐつ煮込む。
なかなかいい感じじゃないの(*´ω`*)
今回のお肉は臭みがほとんどなかったから、こんな感じで調理したけど、通常はローリエとかセロリとか、臭みをとるものを一緒に入れたほうがいいと思いますよ(`・ω・´)
謎の肉を食べた感想!
では、完成品を披露( ノ・ω・)ノ
まずは鹿肉のステーキ
胡椒とクレイジーソルトで味付けして焼いただけでございます(`・ω・´)
母・みえ子が焼いたのですが、脂身が少なくて焦げ付きやすかったそうで、なんか油多めになってます。
シンプルに美味しい!(*´ω`*)
驚くほど柔らかいですね。
良い鹿肉(封印されていたけど)は、ステーキが一番美味しいと思ってます。
続いて、シチューみたいなトマト煮込み!
お肉、たっぷり入ってますよ♪
煮込んだので、焼いたときよりは肉が固くなりましたが、それでも安い牛肉よりは全然柔らかいです。
臭みもクセもなく、自分でいうのもなんですが、かなり美味しくできたのではないかと(*´ω`*)
ステーキも、煮込みも、赤ワインとの相性バッチリ( ノ・ω・)ノ
最初は不安だった謎肉ですが、とても美味しくいただけて満足でございました!
封印されし度:★★★★★
まさかの美味しさ:★★★★★
父、変な物もらってくるな:★★★★★
以上、我が家の冷凍庫に封印されていた謎の肉塊(SBBQ A)を食べた感想でした(・ω´・+)