スンデ
こんにちは!
食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
私は韓国の食べ物が大好き。
先日、韓国の商品を扱うネットショップを眺めていた時、強烈な見た目の食べ物を発見しました。
ソーセージっぽい見た目なんだけど、なんか色がどす黒い。
さらに原材料を見ると、「 もち米 」とか「 春雨 」とかソーセージとはかけ離れたものが使われております。
味も全く想像できないし、これは試してみなければとさっそく購入。
それがこちら。
韓国式ソーセージ「 スンデ 」でございます。
なんかぐるぐると渦巻いてるー。
韓国の商品ですが、パッケージは日本語バージョンですね。
裸エプロンの豚さんに目がいきます。
お前、どや顔しているけど、原材料になっとるで(`・ω・´)
さてさて、初めて食べるスンデ。
いったいどんなソーセージなんでしょうか?
スンデとは
スンデは朝鮮半島北部の名物料理。
豚の腸に豚の血、もち米、香味野菜、春雨等を詰め、蒸したものです。
いわば、韓国式のブラッドソーセージ(血入りのソーセージ)。
韓国では屋台で軽食として売られています。
地域によっては、豚の皮ではなく牛の皮やイカの皮で作ることもあるんだそうですよ。
スンデの食べ方は?
スンデは薄く切り、塩・コショウをつけて食べるのが一般的な食べ方です。
そのままでも味がついていますが、そんなに濃くはありません。
お好みで調味料を醤油やアミの塩辛(小エビの塩辛。韓国でよく使われる調味料)などに変えてもOK。
ちなみにお店で注文すると、スンデの横に豚の内臓(レバーなど)が添えられることが多いそうですよ。
また食材としても扱われ、炒め物にしたり、スープにしたり(=スンデクッパ)、鍋に入れたり。
韓国にはスンデ料理の専門店もあるんだとか。
購入した商品
今回購入したスンデは500gと大きめサイズ。
真空パックに入っており、要冷蔵です。
原材料はこんな感じ。
はるさめ、豚の内臓、もち米、ピーナッツ、にんにく、生姜、塩、唐辛子。
日本でも見慣れた材料ばかりですね。
どんな見た目?
購入したスンデは調理済みなので、あとは温めるだけ。
湯せんでもレンジでもどっちでいけますが、レンジは加減が難しそうなので、今回は湯せんにしました。
で、温めて袋から出したものがこちら。
この見た目はしんどい!!!(ノ´∀`*)
むっちゃ内臓っぽいですやん。
食べるのにかなりの勇気を必要とします。
そのままかぶりつくと絵面的に完全にゾンビ映画なので、薄くスライス。
こちらがスライスしたスンデの断面。
あら、全然肉っぽくないじゃないのΣ(・ω・
むっちゃ春雨があふれてますね。
画像では一番上手に切れたものをアップにしてますが、その他の部分はこんな残念なことになっています。
春雨だから、ぐにゅっとして切りにくかったんよ(´・ω・`)
まあ、見た目は味に関係ないから大丈夫!
どんな味?
では、さっそくいただきます(`・ω・´)人
もっちりした食感。
ソーセージだと思って食べると全然違うのでびっくりします。
食感は完全に春雨で、お肉を食べているという感じはしません。
でも皮の部分だけはとても肉肉しいです。
味はやさしい薄味。
辛くはなく、むしろほんのり甘みを感じます。
豚の内臓から出るコクというか脂感はあります。
でも動物的な臭みはないです。
多少ぼんやりとした味わいなので、確かに、塩・コショウがあったほうが良いかも。
知っている材料しか使われていないのに、ふわっと異国の香辛料の風味がします。
この独特の風味は好き嫌い分かれるところかも。
春雨+もち米なので、見た目以上にお腹にたまりますね。
ボリューム満点!
実際、栄養豊富でカロリーも高いのですけども(ノ´∀`*)
まとめ
韓国式ソーセージのスンデ。
食感はモチモチしており、日本人がイメージするソーセージとは別物。
見た目はかなりグロテスクですが、意外にもやさしい味わい。
「 肉か? 」「 春雨か? 」と問われれば、「 春雨 」ですね。
でも豚の脂系ののコクはしっかりと感じます。
味自体は控えめですが、独特の風味(香辛料的な)はあるので好き嫌いは分かれるのではないかと。
日本にはないタイプの食べ物で興味深かったです。
・韓国式ブラッドソーセージ
・もっちりとした食感にびっくり
・肉って感じではない
以上、韓国式ソーセージ「 スンデ 」を食べた感想でした(・ω´・+)
最後まで読んでくれてありがと( ノ・ω・)ノ
~ 過去に挑戦したブラッドソーセージ ~