山にんじん(シャク)
こんにちは!食レポ熟女ヤギネでございます(・ω´・+)
春は山の恵み、山菜が生える季節です。
うちの周りではフキノトウ、ワラビ、タラの芽、コンテツ、アズキナ(正式名称不明)、ゼンマイといったラインナップがお馴染みですが、たまには珍しい山菜にも挑戦してみたい!
というわけで、こだわり生産者さんのオンラインマルシェ『 食べチョク 』にて、「 山にんじん 」なる未知の山菜を発見し、山形県の森果樹園さんから「 山にんじんと葉わさびのセット 」をお取り寄せしました。
実際に届いたものがこちら。
緑がキレイ!
おまけに自家製の南蛮みそといろんな種類の菜花もついてました(*´ω`*)
手書きのメッセージつきでほっこり♡
さっそく、その日のうちに写真と共に御礼のメッセージを送りました。
直接取引なので、生産者さんとこういったやりとりができるのが食べチョクの魅力です。
こちらが初めて山菜の山ニンジン。
葉わさびは後日紹介するとして、今回はこの山にんじんを紹介していこうと思います(`・ω・´)
山にんじん(シャク)について
「 山にんじん 」っていったいどんな野菜なんだろうと検索をかけたら、あまり詳しい情報が出てきませんでした。
で、さらに調べたところ、正式名称(和名)は「 シャク 」と言うそうです。
セリ科のシャク属の山菜。
葉っぱがにんじんに似ていることから、山にんじんって呼ばれるみたい。
確かににんじんっぽい!
でもよく似た葉っぱの毒草(ムラサキケマン、ドクニンジン)もあって判別しにくいそうなので、山菜取りの人はお気をつけて。
特にムラサキケマンとは生える場所も似ていて混ざっていることもあるそうなので要注意だそうです。
茎は紫がかっていて、水洗いしたらタンポポの茎みたいにくるくるってなりました。
タンポポ笛を作っていた子供の頃を思い出します(*´ω`*)
山にんじんの下処理
まずは山にんじんを下茹でします。
ネットで調べると「 下茹で不要 」と書かれているページもあったのですが、生産者さんからのメッセージに「 下茹でしてください 」と書いてあったので、それに従います(`・ω・´)
ヤギネは葉っぱ類はいつも茹ですぎてしまいます。
茹で上がりと茹ですぎの境目がわからないのですよね(;´・ω・)
今回もかなり気を配って見張ってましたが、ほんのちょびっとだけ茹ですぎちゃったかも。
アクを抜くため、水でさらしておきます。
どのくらいの時間浸けておけばいいかわかりませんでしたが、「 山菜はよくアクを抜いたほうが良い 」という母・みえ子のアドバイスを元に1日さらしておきました。
ちなみに、天ぷらに使うときはアク抜きせずにそのままでいいそうです。
というか、山にんじんの定番料理法は天ぷらだったみたいなんですけど、我が家は前日、前々日と天ぷらが続いていたので、それ以外の料理法を試してみようと思います。
山にんじん(シャク)を料理する
まずは下処理した山にんじんをオリーブオイルでツナと共に炒めてみました。
味つけは醤油のみです。
セリ科のむっちゃ爽やかな香り!!
春を感じます。
味のほうは全然クセがなく、パクパク食べられます。
茎が太いので硬いかなと思ったのですがそんなこともなく、筋なども気になりませんでした。
とても料理しやすいと思います。
続いてパスタ。
山にんじんを食べやすいサイズに切ってオリーブオイルで炒め、一緒に同封されていた南蛮味噌で味つけをしました。
これぞ春の和パスタ(*´ω`*)
爽やかな香りが鼻をすっと抜けていきます。
ピリッとする辛さもちょうどいい感じ。
味噌とパスタって合うんですねー!
母・みえ子にも「 良い香り!美味しい! 」ととても評判でした。
とにかく味にクセがないので、セリ科の香りが好きな人だったら、非常に調理しやすい山菜だと思います。
この感じだったら天ぷらも絶対美味しい!
・爽やかな香りがするセリ科の山菜
・にんじんのような葉っぱが特徴
・毒のある別種との誤食には注意
以上、山にんじんを調理した感想でした(・ω´・+)
最後まで読んでくれてありがと( ノ・ω・)ノ